介護職が転職で失敗しないために面接で聞いておきたいポイント

転職ノウハウ

私は施設の採用担当者として介護職の採用面接を担当していますが、面接に来られる方の中には転職回数が多く、施設を転々としている方が少なからずいます。

転職理由を聞いてみると「パワハラにあった」「毎日終業が23時頃になる」「休憩がない」「他の職員が全員70代以上で入浴は全部任される」など聞いているとにわかに信じがたいような施設がまだまだあるものです。

ただ、そういう施設を見極められない求職者も求職者です。

しっかり面接で見極められないと結局は失敗に終わり、転職を繰り返していく羽目になってしまいます。

面接は企業のためのものではありません。

雇われることばかりに慣れてしまうとなかなか気付きませんが、面接は企業が採用するか判断するものではなく、求職者が企業を判断する場でもあります。あくまでも力関係は対等です。

今回は転職で失敗しないために面接時に聞いておきたいポイントを紹介します。

介護職が面接で聞いておくべきポイント

それでは、転職で失敗しないために面接で聞いておくべきポイントを紹介します。

なお、これから紹介する項目は基本的には面接の流れの中で聞き出すものです。

面接でいきなり「離職率は何%ですか?」と唐突に聞いておくようなことはないようにしましょう。

施設理念、ケア方針

最も大事な部分です。ありきたりな理念が多いのも事実ですが、採用担当者がしっかりと理念を覚えているか、大切にしているかを確認する上で聞いてみましょう。

また、面接の後に施設見学はできるできないに関わらず、必ず希望してください。

理念がどれくらい浸透しているかは現場を見ればわかります。現場のチェックポイントはまた後ほど紹介します。

働いている人の情報

ここは全部聞く必要はないですが、基準となる情報を紹介します。

  • 人員配置の基準と実際の配置
  • 職員の年齢層(60代、70代が多い職場は若い人が集まらない施設のため少し心配)
  • 平均残業時間(残業代の有無も)
  • 離職率(10%を超えていると少し心配)

条件面の情報

  • 残業代の支給の有無
  • 賞与の有無と実績
  • 資格取得制度(資格取得に積極的な施設は利用者も大切にしている傾向があります)
  • 有給の消化状況
  • 処遇改善費の支払い方法(※全額介護職員に支払われる手当でしっかりと支払いができているか、どのように支払われているか確認をしておきましょう)

特に残業の有無と残業代の支払いについてはその施設の職員に対する考えが顕著に現れるので確認をとっておきましょう。

残業有、残業代なし

傾向として経営者のマネージメントが行き届いていないケースが多いです。
転職をする際にあえてはオススメしない会社になります。
※給料に見込み残業代として勤務時間が組み込まれていたりする場合もありますのでその場合は見込み残業の時間も確認をしておきましょう。

残業有、残業代あり

残業した分は1.25倍の残業代が発生するので稼ぎたい人には良いと思います。
ただ、毎日固定で10時間労働などの長時間労働が当たり前の職場もあるので自分に合うかは確認をとっておきましょう。

面接の前後で施設見学をお願いしましょう

面接の前後では必ず見学を申し出しましょう。

見学の際は

  • 職員の利用者に対する接遇
  • 来客に対して気持ちよく挨拶ができているか
  • 見学対応者と職員間のコミュニケーションができている
  • 雰囲気が自分に合うかどうか

などを確認することができます。入社したら自分が働く職場になりますので自分に合うかどうかの視点で見てみて下さい。

この際にこういう施設は要注意です。

  • 職員の利用者に対する口調が強い
  • ガラが悪い
  • 利用者に笑顔がない
  • 職員だけがずっと話している

こういった施設はやはり施設の運営に根本的に問題があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか

面接は企業だけでなく人材も企業を判断する上で大切な場です。上記の点を全て面接時に確認できなくても聞けるポイントなどがあれば面接で活用をしてみてください。

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