デイサービスでの仕事

デイサービスで働く

こんにちは現役介護士のハル(@caree_up)です。

今回はデイサービスの仕事について紹介したいと思います。

この記事では

この記事ではデイサービスについて、これらのことがわかります。

  • デイサービスの1日の流れやサービス内容
  • 朝から夕方までの1日型に加え、午前午後の半日型、お泊まりサービス付きのデイなどデイサービスの種類
  • デイサービスで働く際にどんな業務があるのか
  • デイサービスでキャリアップするためにはどのようなキャリアがあるのか
目次

デイサービスの1日の流れ

デイサービスは正式名称では「通所介護」と呼ばれ通いの場で介護が受けられるサービスとなります。

デイサービスには半日型、1日型など時間帯が事業所によって異なったり、各社特色がありますが、大まかな1日の流れは下の図のようになります。

デイサービスの1日の流れ(例)

スクロールできます
時間内容
8時〜9時ご自宅までお迎え
9時〜10時来所、サービス開始
午前入浴・体操・機能訓練・趣味活動・レク
お昼昼食
午後入浴・体操・機能訓練・趣味活動・レク
15時おやつ
16時〜18時ご自宅までお送り
デイサービスの1日の流れ(例)

デイサービスの役割は

自立支援

体操や個別機能訓練、できるところは自分でやりできないところを介護職が見極め支援することで、介護職に見守られながら安全な環境で自立・悪化防止に向けて活動をすることができます。

入浴・清潔保持

入浴はデイサービスを通う理由でも大きな理由の一つです。要介護になると自分で入浴ができない人は多く脳梗塞や車椅子になると家族の助けがあっても介助が難しいケースがあります。デイサービスでは介助を受けながら入浴することができ、清潔を保持できます。

また、施設によってはリスト浴や機械浴が設置されており寝たきりの方や浴槽を跨げない方でも安心して入浴をすることができます。

交流

通いの場所であるため他の利用者やそこで働くスタッフとの交流を行うことができます。
家族同居でない場合、どうしても会話の数が減ってきがちになりますが同年代の人と集まることで交流が生まれ社会参加が継続できます。

食事の確保

1日型のデイサービスでは昼食や入浴を提供しています。刻み、とろみなど利用者の状態に合わせ食事形態を調整できます。

デイサービスの種類

次にデイサービスの種類ですが実に様々な種類がありますが、大きく分けると規模・時間帯・付帯サービスに分けられます。

地域密着型と通常規模

定員が18名以下のデイサービスを「地域密着型通所介護」19名以上を「通常規模」といいます。

9割近いデイサービスは定員30名以下ですが、大きいところは1日の来所人数100名、200名というところもあります。

地域密着型

市区町村に管理されており、基本的に事業所を置く市区町村に住民票のある利用者のみにサービスを提供します。

小規模で近くにあることで住み慣れた地域で穏やかに過ごしたいと利用される方が多いです。

1日型と半日型

デイサービスの料金は提供する時間帯で決まりますので各施設によって料金が変わりますが大きく分けると午前、午後のどちらか利用する半日型と1日型に分かれます。

1日型は7時間〜8時間の間でサービスを提供している施設が多く入浴、昼食、レク、体操、おやつなどを1日かけて提供しています。

半日型は運動をメインにしているデイサービスで入浴なし、昼食なしで一回3時間程度のサービスが多いです。

付帯サービス

デイサービスに様々なサービスを付帯し利用者のニーズを捉えている事業所もあります。

宿泊サービス付きのお泊まりデイサービスはデイサービスに通いながら宿泊することができます。

また、朝食、夕食付きのデイサービスなどもあります。独居の利用者は料理をすることが難しくデイサービスに通い朝食、夕食を召し上がるなんてことまでサービスとしてやっている施設もあります。

デイサービスの仕事内容

デイサービスの業務は下記になります。

スクロールできます
業務担当
送迎送迎ドライバー、介護職、生活相談員
入浴介助介護職員
体操、フロア見守り介護職、看護師、介護補助
昼食・おやつ準備調理、介護補助
レク介護職・看護師
家族やケアマネージャーとの窓口生活相談員、介護職
計画作成、請求生活相談員、事務

分業制が進たり、人員が豊富な事業所は良いですが、定員10名のデイサービスなどの場合、出勤職員も4名〜5名ほどになります。そのため、朝の送迎から入浴、食事介助、午後はレク、送迎など1日の中でも様々な役割を担う場合もあります。

デイサービスのキャリア

デイサービスでキャリアアップをしようとすると介護職として主任や責任者になるか、または社会福祉主事や介護福祉士を取得し生活相談員に挑戦するかなどがあります。

リーダー、主任

デイサービスの現場でキャリアアップを実現する場合、まずリーダーや現場主任などのポジションがあります。レクやイベントの企画または、それらを部下に任せ管理をしていく立場になります。

特に役職に就くために必要な資格はありませんが、最低でも介護職員初任者研修は取得しておくことをお勧めします。また、介護経験3年で介護福祉士の受験資格ももらえるのでなるべく取得しておくことをオススメします。

事業所によって考えは様々ですが管理者になる場合は生活相談員と兼務するケースが多くデイサービスでキャリアップを考えるなら生活相談員になるのが近道です。社会福祉主事、または介護福祉士を持っていれば生活相談員業務に携われるので取得しておくことをお勧めします。

まとめ

デイサービスは事業所数も多く働いている人も多いので馴染みのあるサービスかと思います。

デイサービスで働く

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この記事を書いた人

介護職-施設長の経験からキャリアアップ、スキルアップに役立つ情報発信しています。

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